女の子とメロンの苗女の子とメロンの苗

はじめまして、「メロンとロマン」です。

メロン」と聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?丸くて緑色で、網模様があって、T字のつるが付いている。でも、メロンの世界はそれだけではありません。楕円形のメロン、緑色以外のメロン、網目のないメロンなどもあり、果肉の色や香り、食感、甘さもさまざま。実に、日本だけでも30以上の品種があります。そんなメロンの世界をもっと知ってほしいと、私たちはまず考えました。

そして、この場所は、メロンの未来をつくる工房でもあります。メロンのシーズンには、食べ頃を迎えるメロンの生果を味わえるメニューを。オフシーズンには、メロンの風味をとじ込め、工夫を凝らしたメニューを。そして定番のスイーツ・メニューだけでなく、今までにないメロンのレシピを開発、いえ、発明したいと思っています。たとえば将来、メロン酵母を使った日本酒だって誕生するかもしれません。

さて、この「メロンとロマン」、実は青森県つがる市の運営です。意外に思われるかもしれませんが、つがる市は、リンゴだけでなく、日本を代表するメロンの産地です。そんなつがる市が、今、メロンのためにできることは何か、メロンをもっと多くの人に愛される果物にしていくにはどうすればよいか、そんなことを一生懸命に考えて、ここ神楽坂に、日本初のメロン専門工房「メロンとロマン」をつくりました。

最後に。この「メロンとロマン」という店名にある「ロマン」とは何だと、みなさんは思いますか?実は、この工房、メロンだけではなく、目には見えないけれど、さまざまなロマンを揃えています。それは、心をこめてメロンを育てる農家さんの「愛情」だったり、メロンの可能性を広げようと挑戦する人々の「夢」だったり・・・。さあ、「メロンとロマン」で、おいしいメロンだけでなく、いろいろなロマンを見つけてください。

畑になっているメロン畑になっているメロン